【着物を美しく着るために 〜保管方法〜】
お客様や生徒さんからよくお尋ねいただくのが、着物の保管方法について。
大事なお着物はできるだけキレイな状態で大事に着続けたいですよね。
着物にとって、湿気は大敵。
ですので、まずは湿気がこもらないようにする事を心がけてください。
ポイントとしては、
*一年に一度は湿気の低い時季に陰干しをする。
*箪笥を開けて、風通しをする。
*防湿剤を使用する。
*たとう紙を新しく替える。
少なくとも、これらを心がけるだけで、長持ちの度合いが変わってきます。
そして最後に上げた、たとう紙に関して。
おうちにしまっているお着物を包む”たとう紙”は、着物の湿気を吸い込むと変色します。
変色したまま、箪笥にしまっていませんか?
湿気を吸い取ったたとう紙は、逆に着物に悪影響を及ぼします。
たとう紙は、定期的に変えてあげましょう。
着物のたとう紙、古々屋でも1枚250円(+ tax)で販売しています(*^^*)
美しいたとう紙に包んで、箪笥の中をリフレッシュしましょう☆
また当店では、着物のクリーニングも承っております。
着物の丸洗い、しみ抜き、仕立て直しなどなど、お見積りも可能ですので
お持ちのお着物で気になる所がある場合は、お気軽にお申し付けくださいね。
一日着用していて汗をかいたら、お手入れに出されることをおすすめします。
以上、基本的な保管方法についてお伝えしましたが、私たちが一番大事だと
思っているのは、着てあげることです。
大事な着物だからといって、いつまでも箪笥の肥やしになっていませんか?
大事な着物だからこそ、機会を見つけて着物を着る頻度を増やしてあげる事が
一番だと感じています。
どうぞ恐れずに、まずは箪笥を開けて着物を広げるところから。。。♪
着物に込められた色んな方の想いが感じられるはずです(*^^*)