今日の古々屋

お宮参りの着物を七五三に着る場合

カテゴリ : ここや日記, 着付け. | 2019年11月16日

お宮参りで着た着物を七五三でも着用される方も増えてきましたが、

神社では、お宮参りの着物をお直ししないままお召しになっている方が

多く見られました。

せっかくの七五三ですので、きちんと着たいですよね。

 

お宮参りの着物は、3歳の男の子と女の子、また体格によっては

5歳の男の子も着用することが可能です。

しかし、そのままでは着用できません。

 

なぜそのまま着用できないかというと、お宮参りの着物は、

まず紐の位置が高いので、そのまま着用すると被布を着た場合や

帯を結んだ時に紐が見えてしまいます。

↑ こんな感じ。

5歳の男の子の場合も、被布ではなく袴を付けるので、紐の位置を

下げないと着ることができません。

男女とも、最初はこういう袖の形で紐の位置は高めです。

↑ 仕上がりはこのように袖に丸みが付きます。

また、手の長さに合わせて、肩上げをします。

そして、身長に合わせて身丈を短くします。(腰上げ)

5歳は袴を着ますので、腰上げの必要はありません。

着るとこのようになります。

被布を合わせず、兵児帯を結んで着用してもオッケー。

背中の柄もバッチリ見えますよ。

被布を合わせると改まった雰囲気になりますので、

こちらのスタイルもオススメです。

着物のお直しは、いつでも承っております。

お直しは1ヶ月頂戴しておりますので、来年七五三を迎えられるお子様は、

お早めにご相談くださいね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です