五月五日は端午の節句。
月の最初の午の日を「端午」といいます。邪気を祓う節目の日として
五月五日をとくに重んじていたため、端午は五月に限られるようになりました。
この日、軒先に菖蒲をさす習わしがありますが、山に住む妖怪から男の子が
菖蒲の中に隠れて難を逃れたという中国の昔話によるものといわれています。
そこで古々屋も、今年は軒に菖蒲を垂らしてみました。
無病息災、疫病退散!
コロナもこのまま収束して欲しいですね。
自宅の室礼。
菖蒲やよもぎの香り、鯉のぼりの矢車がたてる音など、端午の節句につきものの
道具や植物には、邪気を祓い無病息災を願う先人の知恵が受け継がれています。