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半幅帯2本で結ぶ帯結び(ひらひら文庫)
今日は、半幅帯を2本使った結び方をご紹介します。
2本だとボリュームも出て華やかさもアップ
いろんなアレンジも可能ですので、ぜひ挑戦してみてください!
今日は、文庫を少しアレンジしてみました。
帯結びの名前は、「ひらひら文庫」と命名
帯が黒いのでわかりにくいかもしれませんが、真後ろから撮ったものです。
ちょっと今日は難しいので、他装バージョンでご紹介。
自装でもできそうだ!という上級者の方は、前結びで挑戦してみてね!
ちょっと斜めから見たところ。
さあ、今日もがんばってやってみよう!!
☆1☆ 他装バージョン
ここですでに難しいのですが、、、文庫部分に長さが必要ですので、
まずは1本のみを使用します。
手先を80センチ(好みで長さは調整してください)ほど取り、1巻きします。
しっかり引き締めて、緩まないようにピンチで留めます。
☆2☆
2巻き目から2本目登場です。
手先を25〜30センチほど取り、1巻き目の帯に重ねます。
このまま、2巻き目に突入です。
2巻き目。前から見た所。
胴前は、せっかくですので、ひだを取ったりねじったりしながら
表情を出します。
丁寧にひだを取ることがポイントです。
筋はしっかり通す。ぐちゃっとならないように注意してね☆
☆3☆
手先を上に結び、トリプル紐をかけます。
☆4☆
手先で肩幅強の羽根を取ります。
☆5☆
手先が落ちないようにしっかり押さえながら、
たれ元を持ち上げ、屏風だたみで適当に羽根を取っていきます。
羽根を取ったところ。
この帯の場合は、黒い帯で2枚、ゴールドの方で1枚羽根を取りました。
羽根は散らしてランダムにした方が表情が出ます。
☆6☆
トリプル紐に挟みます。
トリプル紐に挟んだ所です。
後から挿し入れた帯は、十分長さが残っています。
☆7☆
ゴムで挟んだ一番手前の羽根の幅を半分にします。(ゴムより上の部分のみ)
内側に半分に折って、丸い輪を作る感じです。分かるかな??
☆8☆
残りのたれで、文庫の羽根を作ります。
屏風だたみにして、肩幅より広めの羽根をとりましょう。
その際、下側の羽根を大きめ、上の羽根を少し小さめにすると
出来上がりがかわいいですよ
☆9☆
羽根の中心で2つ山ひだを取ります。
☆10☆
中心をゴムで結びます。
☆11☆
☆7☆で作った輪の中に羽根を通します。
通すとこんな感じになります。
☆7☆の輪がゆるいと文庫がグラグラしますので、
黒い帯のたれをしっかり下に引っ張って、ゆるみをなくしておきます。
☆12☆
文庫の羽根の中心を隠すように、上の2枚の羽根をおろして完成です!
いかがでしたか???
ちょっと難しかったかな??
この結び方は、2本の帯の長さが違っても大丈夫ですので
お手持ちの帯でぜひ挑戦してみてくださいね
半幅帯は、店頭およびネットショップで購入頂けます!
ネットショップは、コチラです☆
ファブリック帯の結び方(ヒダアゲハ)
続いては、ファブリック帯の結び方をご紹介します。
自分の好きな生地で簡単に作れるファブリック帯は、
結び方で更に個性を出したい所
生地の重さでダラーンとなりがちなので、
そこに気をつけながら、結んでいきましょう
完成図はこちら。
ヒダをたくさんとったので、「ヒダアゲハ」と名付けてみました
他装バージョンでご紹介していますが、
これは簡単ですので、自装でも大丈夫!
自装は前結びでチャレンジしてくださいね。
それでは、早速結んでみましょう。
☆1☆
手先を80センチ(好みで加減してください)取り、
胴2巻きして、「たれ」を上に結びます。
トリプル紐もここで結びます。
胴前は折り返して裏地を見せたりしてもかわいいですよ☆
☆2☆
手先に写真の幅くらいのアコーディオンひだをとります。
結び目までたくさんひだをとりましょう。
アコーディオンひだをとったところ。
☆3☆
アコーディオンひだをトリプル紐に挟みます。
一番奥の紐に挟みましょう。
挟むとこうなります。↑ ↑ ↑ ↑
☆4☆ ここはしっかり読んで理解してね! ちょっと、ややこしいよ〜!
たれを半分の幅に折ります。
屏風だたみで羽根を2枚とり、羽根に片ひだを取ってから
トリプル紐の2枚目に挟みます。
※ 羽根2枚は重ねずに、ちらして取ると表情がでます。
たれ先は、これくらい残っています。
☆5☆
残りのたれで、☆3☆と同様、アコーディオンひだを取ります。
☆6☆
トリプル紐1枚目に、☆5☆のひだを挟みます。
羽根を整えて完成です
ポイントは、アコーディオンひだの美しさです
写真のように、キッチリ取りましょう!!
表地と裏地の色のバランスを見ながら結んでくださいね
へこ帯でも同じように結ぶことができます!
ぜひチャレンジしてみてくださいね
半幅帯の変わり結び<重ねりぼん>
きょうの帯結びは、リボンがふたつ重なった帯結びです。
普通の文庫(リボン結び)もかわいいですが、2つ重ねてかわいさ倍増です☆
では結び方をご紹介しましょう!
☆1☆
手先を約60センチとり(帯の長さで多少調節が必要です)
胴に二回巻いてたれを斜めに折り上げます。
☆2☆
手を上にしてひと結びします。
ぎゅっと結んでくださいね。
☆3☆
これから「たれ」で一つ目のリボンを作ります(出来上がり写真の下のリボン)
たれ元(下に垂れている方の根元)をゆるみが無いようにしっかり逆に折り返して
屏風だたみにして、胸幅の広さの羽根をつくります。
このとき、たれ先は約25センチほど残しておきます。
☆4☆
羽根の中心に三ツ山ひだをとり、
ゴムで結びます。
☆6☆
手先で1巻きします。
その際、手先を少し残して輪を作ります。
☆7☆
残しておいた「たれ」でまたリボンを作り、真ん中に3ツ山ひだを取ります。
☆8☆
羽根の中心をゴムで結びます。
☆9☆
☆6☆で作った輪の中に、羽根を通します。
☆10☆
羽根が安定するように、手先をグッと下に引っぱり、
帯結びにメリハリを出すため、帯の裏地を見せます。
☆11☆
最後に、最初に作った羽根の輪の中に隠し紐を通し
後で仮結びをします。
※ 隠し紐を通す事で、帯結びが安定し背にぴったりとくっつきます。
仮結びした状態はこちら。
帯の上で紐は結んでくださいね!
☆12☆
羽根を整え、帯結びを後へまわし、仮紐を結び直して帯板の中へしまえば完成です!
さあ、今日はながさきみなと祭り!!
浴衣着て、出かけよう
7/21 半幅帯の結び方
スタッフがいつも結んでいる帯結びのご紹介です。
現在、大村ケーブルテレビでもご紹介している帯結びです☆
☆1☆
手先を70〜80センチ取り、胴2巻きし、たれ元を写真のように斜めに折りあげます。
☆2☆
手先が上になるように結びます!
しっかりと結びましょう。
☆3☆
手先を結び目からキッチリ折り返します。
※ ここポイント!(指をさしている部分にゆるみがないように。)
☆4☆
胸幅くらいの羽根を取ります。
☆5☆
手先が落ちないよう、しっかり押さえながら、たれ元を持ち上げ、
ランダムに羽根を取ります。
帯の長さによって、羽根を取れる枚数が違います。
長めの帯で結んだ方が、たくさん羽根が取れてかわいいですよ
☆6☆
そしてここで、いつもの隠し紐!
隠れて見えなくなる紐ですので、どんな紐でもオッケーです。
ですが、もしも見えてしまった場合でも、かわいい紐なら安心ですよね。
隠し紐を後で仮り結びします。
後から見ると、こんな感じです。
帯の上で結んでね!
☆7☆
羽根をおろし整えたら、帯を後にまわします。
隠し紐を結び直して、帯板の中に隠してしまえば完成です
いかがでしたか?この結び方は、長めの帯がおすすめ
長めの半幅帯は、ネットショップで購入できます。
ぜひ挑戦してみてくださいね
兵児帯の帯結び(ひだひだ太鼓)
今日は、兵児帯で作る簡単なお太鼓結びをご紹介します
ヒダをたくさん取ったので、ひだひだ太鼓という名前にしてみました〜
先日の結び方と似ていますが、手先の処理の仕方が異なります。
完成図。
みんなに「カニみたいだね〜』と言われましたが。。。
さあ、今日も頑張って結んでみよう
☆1☆
手先を80センチほど取り、胴回り2巻きし
たれを上に結びます。
☆2☆
手先をキレイに広げ、写真の大きさくらいでアコーディオンひだを取ります。
結び目までたくさんヒダを取りましょう。
☆3☆
ヒダの真ん中をゴムで結びます。
☆4☆
たれで結び目を一巻きします。
ぎゅっと結んでくださいね!
※そしてここが今日のポイント!
羽根の中心の結び目に隠し紐を通します。
隠し紐をする事で、背にピタッと付きます
☆5☆
お太鼓を作っていきます。
たれを下から引き出し、お太鼓の形を作ります。
お太鼓の形は、こんな感じになります。
☆6☆
そしてまたもう1巻きしてお太鼓を作ります。
お太鼓は、2枚ずらしてお太鼓の中心より少し左に片ひだを取ると
バランスよく仕上がります。
☆7☆
残ったたれは、幅を細くしてくるくると巻いて
背にしまいます。
こんな感じでキレイにしまいましょう。
羽根のバランスを整えて完成です!
胴前は、折りかえしたりして、表情を出してあげてください☆
ぜひ挑戦してみてくださいね!