「ハンカチ、持った?」
幼いころからの玄関先での決まり文句は、大切にしたい暮らしの言葉。
しかし今では、使い勝手やアイロンがけの面倒さなどにより
繊細なハンカチーフは、実用性の高いミニタオルへと需要がうつり
ハンカチを持つ習慣ですら、うすれてきてしまっています。
肩ひじはらないハンカチは、手をふき、汗をふき、
ときには涙をぬぐってくれる頼りがいのある小さな布。
このハンカチが、いつも、誰かのすぐそばで
思い出を一緒に感じるパートナーになるように。
そして数十年後も「ハンカチ、持った?」と
あたりまえに聞こえてくる日本であるように。
あなたのとっておきの一枚を見つけてください。