今日の古々屋

オトナの浴衣講座 ②浴衣でどこに行く?どこまでOK?

カテゴリ : ここや日記, 着付け. | 2015年6月22日

こんにちは。「オトナの浴衣講座」第2回目は、

「浴衣でどこに行く?どこまでOK?」です。

 

もともとは、平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」が原型とされています。

安土桃山時代くらいから、湯上がりに肌の水分を吸い取らせる目的で用いられるようになり、

江戸時代くらいから庶民の愛好する衣類の一種となりました。

 

湯上がりに着ていたものと言う事から、浴衣で遠出するのはヘンだという声もありますが、

綿絽、綿縮、綿紅梅のように、素材感のある浴衣であれば全く問題ありません。

縁日、盆踊り、蕎麦屋、ビアガーデン、カフェなどどんどん浴衣でお出かけしていただきたいものです。

長襦袢、足袋を合わせて着物風に着るのもオススメですよ。

名古屋帯を締めて足袋を履けば、2、3階席なら歌舞伎もOK。

 

しかし、着物風に着ていいのは、綿絽、綿縮、綿紅梅などのような高級浴衣のみです。

コーマ地などの平織りの浴衣は、1枚でさらりと涼やかに着ましょう。

 

洋服で言えば、「Tシャツで出かけられる場所」を基本にしてくださいね!

ホテル、高級感のあるレストランなどは避けた方がベター。

美術館は下駄がNGというところも多いので、履物も要注意です。

 

次回は、「どう着こなす?今年の浴衣大作戦!」です!

 

DSC05370

※写真は参考商品です。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です