こんにちは。「オトナの浴衣講座」第2回目は、
「浴衣でどこに行く?どこまでOK?」です。
もともとは、平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」が原型とされています。
安土桃山時代くらいから、湯上がりに肌の水分を吸い取らせる目的で用いられるようになり、
江戸時代くらいから庶民の愛好する衣類の一種となりました。
湯上がりに着ていたものと言う事から、浴衣で遠出するのはヘンだという声もありますが、
綿絽、綿縮、綿紅梅のように、素材感のある浴衣であれば全く問題ありません。
縁日、盆踊り、蕎麦屋、ビアガーデン、カフェなどどんどん浴衣でお出かけしていただきたいものです。
長襦袢、足袋を合わせて着物風に着るのもオススメですよ。
名古屋帯を締めて足袋を履けば、2、3階席なら歌舞伎もOK。
しかし、着物風に着ていいのは、綿絽、綿縮、綿紅梅などのような高級浴衣のみです。
コーマ地などの平織りの浴衣は、1枚でさらりと涼やかに着ましょう。
洋服で言えば、「Tシャツで出かけられる場所」を基本にしてくださいね!
ホテル、高級感のあるレストランなどは避けた方がベター。
美術館は下駄がNGというところも多いので、履物も要注意です。
次回は、「どう着こなす?今年の浴衣大作戦!」です!
※写真は参考商品です。