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オトナの浴衣講座 ③どう着こなす?今年の浴衣大作戦!
この夏はどんな浴衣を着ようかしら・・・
街にはありとあらゆるデザインの浴衣がたくさん!
見れば見る程目移りしちゃうし、素敵な浴衣は早く手を打たないと売り切れちゃうかも・・・・
「好き」だけで選んでいい??
一体、私にどれが似合うの〜〜〜〜〜〜 と言う訳で、
今日は、「どう着こなす?今年の浴衣大作戦!」です!
浴衣を選ぶ際に、もっとも重要なポイントは清潔感です。
例えば、古典的な浴衣は清潔感はピカイチですが、どうしても地味になりがち。
きれいな挿し色を入れて、女らしさをプラスしましょう。
古典的で、もともと女らしく優しい色合いの浴衣の場合は涼やかさをプラス。
大胆な柄行きの浴衣は無地の面積が多いとなんだか間の抜けた印象になりがち。
帯や小物にポイントを置いてメリハリのあるコーディネートに*
又、浴衣の持つ雰囲気は、色や柄だけでなく、素材によるところも大きいです。
大人ならぜひとも上質な素材感のある浴衣を選んで頂きたいもの。
ヨレヨレ生地の浴衣はまるでねまきの様に見えてしまう危険もあるので要注意!
綿紅梅、綿絽など風合いのある織り地なら上質感は満点。
半衿と足袋をつけて夏キモノ風に楽しむのもオススメです!
次回は、「実践!オトナの浴衣コーディネート」の予定です。
オトナの浴衣講座 ②浴衣でどこに行く?どこまでOK?
こんにちは。「オトナの浴衣講座」第2回目は、
「浴衣でどこに行く?どこまでOK?」です。
もともとは、平安時代の「湯帷子(ゆかたびら)」が原型とされています。
安土桃山時代くらいから、湯上がりに肌の水分を吸い取らせる目的で用いられるようになり、
江戸時代くらいから庶民の愛好する衣類の一種となりました。
湯上がりに着ていたものと言う事から、浴衣で遠出するのはヘンだという声もありますが、
綿絽、綿縮、綿紅梅のように、素材感のある浴衣であれば全く問題ありません。
縁日、盆踊り、蕎麦屋、ビアガーデン、カフェなどどんどん浴衣でお出かけしていただきたいものです。
長襦袢、足袋を合わせて着物風に着るのもオススメですよ。
名古屋帯を締めて足袋を履けば、2、3階席なら歌舞伎もOK。
しかし、着物風に着ていいのは、綿絽、綿縮、綿紅梅などのような高級浴衣のみです。
コーマ地などの平織りの浴衣は、1枚でさらりと涼やかに着ましょう。
洋服で言えば、「Tシャツで出かけられる場所」を基本にしてくださいね!
ホテル、高級感のあるレストランなどは避けた方がベター。
美術館は下駄がNGというところも多いので、履物も要注意です。
次回は、「どう着こなす?今年の浴衣大作戦!」です!
※写真は参考商品です。
オトナの浴衣講座 ①見えない所が一番大事。
いよいよ浴衣の季節到来!
古々屋の店頭にもカラフルな浴衣が並びはじめました〜
「今年こそ、浴衣でたくさんお出かけしたい!でも、どこに着て行ける?この組み合わせはOK??」と
悩みも多いですよね!
そこで、「オトナの浴衣講座」と題して、
みなさんのお悩みを解消していきたいと思います!!
記念すべき??第1回目は、「 ①見えない所が一番大事。」
見えない所とは???
浴衣を着るにあたって、一番気をつける点は、何と言っても下着です。
思った以上に体にフィットしますし、着物とは違って生地がとても薄いですから
下着の線がハッキリと出ます。
また、風で裾がめくれて、生足チラリ!と言う事だってあり得ます。
色っぽいを通り越して下品になってしまいますので、下着はしっかり選ぶ事をオススメします。
そして、着慣れない方ならなおさら胸元が広がったり、裾が広がったりしがち。
そこを解消するのは、補整です。
ふくよかな方は、和装用ブラを着用すると効果大!
そして、ウエストにはタオルを一枚巻いてください。
タオルが着崩れを防ぎ、汗とりもしてくれますので快適に過ごせます。
古々屋スタッフが一番おすすめしているのは、「ステテコ」!
浴衣は汗をかくと、足にまとわりつきやすいのが難点。
ステテコを履くと、裾さばきもよくなりますし、汗を吸収し爽やか。
シンプルな白地のステテコを店頭で販売しておりますので、ぜひ一度ご覧になってください。
浴衣の時期だけではなく、単衣の季節にも大活躍してくれますよ。
男性浴衣 角帯の結び方
男性もぜひ浴衣でお出かけになってください!
カンタンで崩れにくい帯結びをご紹介しますね。
1.手先を20センチ取り、胴3巻きします。
赤いクリップの部分が20センチ。
2.3巻きしたら、たれ元から25センチの所(赤いクリップの所)で
たれを胴に折り込みます。↓ ↓ 写真参照
残りはすべて中に折り込みます。
3.たれ元を斜めに折り上げます。
4.手先を半分の幅に折ります。たれはクリップで留めておくとやりやすいです。
5.たれを上にして結びます。
結んだところ。
6.たれ元をしわがないよう、しっかり広げます。
7.手先を折り上げます。
8.たれを下ろします。
9.胴巻きに入れます。(1巻き目と2巻き目の間か、2巻き目と3巻き目の間)
形を整えて完成です。
帯結びは真ん中にあるより、左寄りにした方がバランスがいいですよ。
ぜひ結んでみてくださいね。
ポイントは胴をしっかりゆるみなく巻く事です。
半幅帯の結び方(ひらひら蝶)
今日は大村夏越し祭り!!
あいにくのお天気ですが、浴衣に着替えてでかけましょう!!
本日ご紹介の帯結びは、背もたれにもたれかかっても崩れる心配のない帯結びです。
可愛らしさも残しつつ、オトナっぽく仕上がります。
簡単ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
1.手先を50センチ取り、胴2巻きして手先を上に結びます。
2.手先を根元(指でさしている部分)でしっかり折り返します。
3.中央に2つ山ひだを取り、ゴムで結びます。
ゴムは見えますので、見えても差し支えない色のもので結んでください。
4.たれをたれ元(指で指している部分)からしっかり持ち上げ、
下の写真 ↓ ↓ ↓ のように一枚羽根を取ります。
5.残りのたれでもう一枚羽根をとります。
帯が長い場合は、取れるだけ羽根を取ってください。
6.羽根の中央に腰ひもを当て前で結んで、帯の中に紐は隠します。
結んだところ。
7.羽根を下ろして形を整えたら完成です。
表と裏を見せるようにするとカワイイですよ!